不在者投票

行けるうちに、と思って不在者投票をしてきました。


投票の前に、立候補者とか政党の主張とか、ネットでいろいろ調べたりして。
まあ、僕の場合、応援する党があるので、これを機会に見直してみる感じです。


こんな調べごとをしてて思ったんだけど、小選挙区制って意味があるのかな?
有名人とか、大きな業績がない限り、誰なのか全然わからない。
だから、結局は政党本位で選ぶだけ。
名前は書くけど、別にその人を選んだって感じがしない...


普段から駅前で演説してる人がいるなんてことがあって、その人の頑張りとか主張とかで納得できたら、政党の枠なんか関係なく応援したい、って思ってるけど、そんなこともないしねぇ。


握手したことがあるとか、有名人だからとかだけで投票するのはおかしいとか言ってる評論家がいるけど、そもそも、そんなことしか材料がない状況で選挙が行われてることが問題なんじゃないかなぁ。


議員が選挙のときだけじゃなくて、政策をみんなに伝える努力がもっとあるといいのに。
そのひとつとしてブログなんて、ほんとにいいツールなのに。


あ、それと、同時に最高裁裁判官の国民審査ってのもあります。
でも、これ、不在者投票できる時期がずれてて、今日はできませんでした。
せっかく不在者投票の制度があるなら、それと同じ期間にすべきでしょ?
こんなのおかしいって誰かわからないものなの?


それに、これまでこの投票時でNGになった人はいないらしいし、今のままならあんまり意味がないよなあ。


とはいえ、調べてみると面白いですよ、これ。
ここで紹介があって、ここからいろいろ見てみたのでご参考に。
http://homepage2.nifty.com/misoshiru/mg/shinsa.htm


これを調べてて、興味深い(面白い)裁判を見つけました。
岐阜県可児市議選 電子投票が無効」って話。
サーバが止まったりして、投票がうまくいかなくて、結局無効になったとのこと。
そのサーバの対処は「電源を切って再起動したり、第二サーバーに切り替えたり、本体の扉を開けてうちわであおぐなどの対応が取られたが...」なんてことが書いてあって、これを読んだだけでも、かなりひどいシステムっぽい。


別の記事をいろいろ探してみたけど、これ、このシステム会社に頼んだことが間違いだろうな、という感じ。
バックが大企業だから大丈夫だと思ったのかもしれないし、営業も強かったのかもしれないけど、失敗したらどうしようもない。


お金もたくさんもらったのだろうし、これによって電子投票の動きが鈍ったことを考えると、このシステム会社の責任はとっても重いよね。これから、この会社の動向、ちょっと注意して見てみようとと思ってます。


自分もシステム屋なので、こんな問題が起きないように作らなきゃ、って思うのと同時に、いいものを作る会社をきちんと判断できるような指針とかがないのも問題なんだろうな、と。


みずほ銀行のトラブルや今回の例を見ても、システムによって大問題が起きることが多くなってきていて、今のまま知り合いだからとか営業がうまいから仕事になる、みたいなことじゃいかんのではないか、と。
その会社がいいものを作ることを証明できるような、客観的な指標が必要なんじゃないかな。ムーディーズみたいな格付けでもいいし。


そういうのがあれば、小さな会社でもいい仕事をしてれば認められる、ってこともあるだろうし。


とはいえ、とりあえず僕ができるのは、いいものを常に作り続けていくってことなので、その線でがんばっていきます。