便利ということ

今日、電車の中でふと思ったこと。

最近、携帯を変えようと思って、色々と見てる中で、ツーカーから、子機のような「誰でも使える」という携帯が出てます。僕だったら携帯でWeb見たり、メールできなきゃ不便って思うけど、お年寄りとかにはこういう余計な機能がない方が「便利」なんですよね。

つまり、一言で「便利」って言っても、人によって違うんだな、と。
だとすれば、一言で「便利」と言っても、それは抽象的な言葉に過ぎなくて、「誰にとっての」便利なのかを考えないと意味がない、ということ。

ソフトウェアを作っていますが、「使いやすいものにしよう」って思っても、その対象を把握していなければ、自分勝手な理屈でしかない。

で、結局思ったのは、理論でいくら考えてもしょうがなくて、「誰かのために」とか「誰にとっての」という視点がやっぱり一番大事なことなんだな、と。

ま、結論として出てきたのは当然のことなんですが、ときに忘れてしまうことがあるので、ふと再認識できてよかったな、と。