自信を持つべきところ

ひさしぶりにワインバーグの「スーパーエンジニアの道」を読み直してます。
3回目かな?


自分の考えだなと思ってたことが実はこの本に影響されてたんだなってよくわかります(笑)
技術者が何に自信を持つべきか、というのもそのひとつ。


技術者であるからには何かに自信を持ってたりします。
でもそれはある技術(たとえばJava)とかじゃだめなんだよね。
そういう技術に自信を持つことは、それにこだわって時代に乗り遅れる原因にもなりかねないから。


技術者に必要な要素は吸収力の高さ、適応力の高さなんじゃないか、と僕は思ってます。
常に新しいものが出てくるなか、それぞれに興味を持てること、昔の自分の技術に固執しないこと。そういうのが大事なのだろう、と。


とはいえ、ワインバーグは一流の技術を持っているからいえるってところもあるんだろうな。
なにかひとつは土台となる技術を持つこともとても大事。それがCOBOLだろうがBASICだろうが、ひとつのもので自由に作れると思えれば、「ある技術」ではなくて「技術を身に付けられる自分自身」に自信を持てるから。


てなことを考えていたんだけど、読んでいて、ワインバーグが言ってくれたことでした。
何回読んでもこんな風に気づきがあるのは、この本がいい本なのか、僕が忘れやすいのか(笑)
まあ、どっちもだね。