ニートとフリーターは違う

R25にニートについての記事がありました。


これによると「ニート増加の主たる理由は働きたい希望はあるけど、具体的な求職活動をしていない層の増加によるところが大きい」とのこと。


で、「逆に、そもそも働く意欲がない人や働く必要のない人という層は、ここ10年でほとんど変化がない」
「したがってニートの増加は働きたいのに働けない状況になったこと」つまり「経済環境や労働市場こそが主要因だ」ということらしい。


って、この文章、論理が破綻してると思うのは僕だけ?
「具体的な求職活動をしていない層」は「本当には働きたいと思ってない人たち」つまり「そもそも働く意欲がない人」に思えるんだけど。


だって働く気があるなら求職活動するでしょう。
行動しなければその気がないのと一緒でしょ。


ニートとフリーターは僕はこの点で大きく違うと思う。
フリーターは求職活動という行動を起こし、実際に働いている。
ニートは、そんな努力も払わずに親の世話になっている。


だから、ニートとフリーターを一緒に論じるべきではないと思う。


ニート問題はいろいろな原因があると思うけど、僕が一番大きいと思っているのは家庭の問題。
子どもが働かなくても普通に生活することを親が許していることが最大の要因に思えます。


仕事に対して「自分に合わない」「好きじゃない」「好きな仕事を楽しくやりたい」なんてことを言ってえり好みをしているのが、僕には許せん。それを親が許しているのがもっと許せん。


食べるものがなければ、ニートだなんだ、と言ってはいられないはず。
働かなければ食べられない、ということをきちんと教え、親がそう行動する、つまり働かないなら食べさせない、住まわせないようにするべきでしょう。


僕はそれが子どもに対する本当の親の優しさであり愛情だと思います。