ひかく

ペアプロをしていたときであった。
彼は聞いた。
「ここの『比較』は何?」


そう聞かれたら私はこう答えるしかない。
「うーんと、持たず、作らず、持ち込ませずだよ。」


彼はへこたれない。
「なるほど〜。でも、考えてみたら「作る」こともなくて「持ち込ませない」なら、「持つ」ってことはできないんじゃ?」


確かにそうだ。
もともと持っていないのなら、「持たず」がある必要はない。
「うん、確かにそうだね...「持たず」っていうのはいらないのかも...で、ここではもらってきた値が正しいかチェックしてるんだよ。」


「そうかぁ。だから次の行でこの処理をやってるんですね。」



だんだん、僕の扱い方(あしらい方?)がわかってきたらしい...


でも、話の途中で出てきた「持たず」って確かにいらないような気がしますね。
もともと持ってる場合のことを想定してあるのかな。
それに、この3語だけですべての核を排除する条件をすべて網羅できてるのかしら?
なにか漏れはないのかしら?


この辺に関心が向く自分にふと気づくと、自分は技術者なんだなぁ、って感じますね。